a16z『ネットワーク効果』で読み解くマッチングアプリ各社のグロース戦略

再編が進むマッチングアプリのグロース戦略をネットワーク効果をもとに考察
もやし 2024.07.20
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Bain CapitalやTinder運営会社のMatch Groupを担い手として再編が進む国内マッチングアプリ市場。

ネットワークの規模の拡大がユーザーの利便性に直結し、更なるネットワークの拡大・品質向上に繋がるという点で、典型的なネットワーク効果の働くプロダクトであると言えます。

本日はa16zパートナーのAndrew Chen氏の著書『ネットワーク効果』で解説されているフレームワークをもとに、マッチングアプリのグロース構造について読み解きつつ、再編が進む国内市場の競争について考察していきます。

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続きは、5843文字あります。
  • 極めて難しいマッチングアプリのネットワーク構築
  • 同質性の高いユーザーへの集中的な資本投下が立ち上げの鍵
  • 各社はM&Aを活用したマルチブランド戦略に注力

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